肛門疾患
肛門の診察はイラストのようにシムス体位という側臥位(横向き)で行います。ズボンや下着は脱ぐ必要はありません。肛門が診察できる最小限に下げていただけば結構です。
肛門の中の痔の状態をテレビモニタ-システムで実際に患者さんにお見せしながら説明しています。
病状に応じた治療方法
内痔核、外痔核、裂肛、痔瘻、直腸脱などを診療します。
内痔核、外痔核、裂肛の原因は、いきみすぎる排便習慣から来ている方がほとんどです。
排便習慣を修正しながら、内服薬や軟膏で治療します。
当院で可能な手術
ジオン注射療法
- 肛門外に脱出する内痔核を切らずに、ジオンという薬剤を注射して,痔核を縮小させる治療方法です。
- 以前は切除手術でなければ治療できなかった症例のうち、かなりの症例がジオン注射療法で治療できるようになりました。
- 仕事(軽作業)を休まなければならない期間は2日間程度です。
裂肛手術
裂肛で肛門が狭くなって排便しにくくなっている時に、肛門を広くして、スムーズに排便できるようにする簡単な手術です。
その他の入院が必要な手術を要する方は、関連病院に紹介いたします。
- 内痔核治療法剤(ALTA)実施医療機関を紹介「内痔核治療法研究会」
- ジオン注射について : 痔の日帰り手術 | 東京・八王子クリニックより
お気軽にお問い合わせください0257-20-0770休診日:日曜・祝日・水曜と土曜の午後
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